天麩羅

しばらくして
大黒屋の扉はガラガラと開き3人は店内へ

メニューを見ると
エビの本数で値段が違う？
1本1550円
2本1750円
4本1950円
ちょうど松竹梅？
注文はエビ2本とかき揚げシシトウが入った竹？

ごま油で揚げた天麩羅はうすいころもでカラッサクサクとはちょっと違う
厚いころもでカラッサクサク
昔の天麩羅はこのようにころもが厚いものがほとんどだったようです

実は
浅草から歩いて約一時間のところにある
明治時代から続く老舗の天麩羅屋さん伊勢屋も同じような天麩羅
ここもうまい
木造の建物は登録有形文化財に指定
風情ある建物で食べる天ぷらは絶品
僕は今風のうすいころもでカラッサクサクよりこちらの天麩羅の方が好きですね
たれも濃いようでそうでなくちょうどいい甘さしょっぱささっぱり感
癖になる味
また来ようと思わせる味
ごま油もしつこくなく後味も良い
行列が出来るのも無理はない

帰りには浅草寺で願かけお参り

普段お参りなどしたことが無いのに何を思ったか100円をさい銭箱に入れてむにゃむにゃ
周りでは
中国語、英語、なんたら語が飛び交い国際色豊か
一通りお参りを済ませ
永六輔が良く来ていた喫茶店へ

昭和の雰囲気が残る落ち着きある喫茶店

ここではコーヒーゼリー900円を注文

しばし昭和の雰囲気を味わう
それにしても
いつもマックの100円コーヒー
ガストの320円のモーニングを食べている自分にとっては
価格が高過ぎ

しかし
喫茶店は雰囲気が大切
平成から昭和へタイムスリップ
価格だけはタイムスリップとはいかず